殺菌効果がある? 機能美を備える漆喰(しっくい)壁

漆喰(しっくい)の壁、って、知ってますか?
姫路城。といえば、「あの白い壁!しってる!」と、思われる方も多いかも。
日本では、昔から使われてきた建材で、
古くは古墳でも使われています。

 

漆喰壁

 

そんな漆喰、近年では、内装としても人気なんです。
風合いのある質感が、
自然でやわらかな印象を与えてくれます。

 

生きている?漆喰壁

 

漆喰壁は、呼吸するといわれます。
といっても、息をしてるわけではありません。

漆喰壁には、小さな小さな穴がたくさん開いていて、
そこで湿度をコントロールできる調湿作用があります。

湿度が高いと、余分な水分を吸い取って、
湿度が低いと水分を放出します。

まさに日本の気候にはぴったりですね。

 

漆喰壁

 

でも、ここでちょっと心配になるのが、水を吸うということ。
水を吸ったら、カビがはえたりしないのでしょうか?

 

漆喰の殺菌作用?!

 

漆喰は、白い壁ってイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
さて、その原料はいったいなんでしょう?

運動場に線を引くときに使った白い粉、覚えてますか?
そう、石灰です。

漆喰は、石灰を主原料としています。(※運動場のものとは品質に差があります)

石灰を主原料として作られた漆喰は、
強アルカリ性のため、菌が繁殖できなくなり、カビも発生しません。

有機物を分解するので、殺菌作用につながり
インフルエンザなどにも感染しにくいといわれています。
鳥インフルエンザの殺菌の際にも、石灰が使われているんです。

壁に殺菌効果が期待できるなんて、
とっても嬉しいですね。

 

漆喰壁

 

機能と美を両立する壁

 

漆喰壁は、実は扱いやすいってご存知ですか?

どれぐらいもつのかな?
汚れてもすぐ変えられないんじゃないか、費用がかかりそう。
気になりますよね。

実は漆喰壁、長時間経過してもほとんど見た目に変化が感じられず
キレイな状態をキープできるんです。

汚れがついても、
ちょっとした汚れなら消しゴムで消せたり、
子どもちゃんがらくがきしちゃった!そんなときでも、
うすく上塗りするだけでキレイになります。

最近ではDIYでも人気。

人気の理由のひとつに、練った状態でも
空気を遮断すると保管できることがあります。
週末にDIYをされたい方も、ゆっくりマイペースに進められますね。

漆喰壁について、少しお分かりいただけましたでしょうか。
古来からずっと使われるには理由があります。

家で過ごす時間が増えたいま、
漆喰壁を取り入れてみるのはいかがでしょうか。