動線を考えた家づくり
皆様は、お家づくりを考えた時に何を重要視しますか。
老後のことを考えた段差のない家や、お客様を招きたくなるおしゃれなお部屋などお客様によって千差万別です。
その中でも多くの方が大切にする項目。
それは日々の生活を考えた生活動線ではないでしょうか。
今回は、『動線を考えた家づくり』について考えて行きましょう。
生活動線とは
生活動線とは、生活するにあたって移動する道筋を線で表したモノです。
大きく分けて4種類あり『家事動線』以外にも『衛生動線』『通勤通学動線』『来客動線』があります。
アイプランニングのお客様にも生活動線を上手に取り入れてお家づくりをされた方が数多くいらっしゃいます。
過去の事例
ブログ『フルリノベーションで生まれ変わった築31年間の家』のお客様は、
リノベーションのため、既在の配管をそのまま利用し、家事が楽になる間取りを取り入れられました。
1階はLDK、洗面脱衣室、ウォークインクローゼットと動線を考えたぐるっと一周できるようになっています。
冷蔵庫はキッチン背面に設置せず、壁をつくり死角に設置しました。
キッチン側がすっきり見えるだけでなく、リビングやダイニングからも物を出し入れしやすくなり機能的です。
このように家事動線を取り入れる方は多くいらっしゃいます。
昨今はコロナの影響もあり、
『衛生動線』をより重視されて取り入れる方もいらっしゃいます。
ブログ『京都市南区 坪庭のある新築和風建築ゲストハウス』でご紹介したゲストハウスでは、
1階2階両方に洗面とトイレを設置しています。
1階部分の洗面とお風呂は、一般的な横並びの使い勝手の良い『衛生動線』です。
2階の寝室の近くに洗面とトイレがあることで、就寝途中でも1階にわざわざ降りる必要がありません。
そして、ゲストハウスに到着された際、洗面所で手を洗う事はすぐ行う方も多いかと思われます。
朝の身支度でも人数が多ければ順番待ちになることも。
このようにご家族様はもちろんのこと、ご友人方でご利用頂く際2つずつあることで『衛生動線』は心のゆとりを生むことになるでしょう。
ゲストハウスに訪れるお客様に少しでも、ストレスのない楽しい旅になるように・・との思いが、施主様から感じます。
今回は『生活動線』の中でも、『家事動線』と『衛生動線』に注目してみました。
アイプランニングでは、お客様1人1人の『生活』に寄り添った動線を考えたアイディアをご提案させて頂きます。
ぜひ、お話お聞かせ頂ければ幸いです。