SDGs11 「住み続けられる街づくりを」 災害対策を考える
SDGs11「住み続けられる街づくり」
以前にも何度かご紹介したSDGsの取り組みについてです。
SDGs11「住み続けられる街づくり」を考えていきましょう。
まずはSDGs11「住み続けられる街づくり」とは・・・。
“だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう”
過去40年にわたって、
人びとが避難や移住をしなければならなくなるような
自然災害の発生件数が大きく増えています。
私達の暮らしの中でも、身近に感じる地震などの災害。
対策をとっていない建物に住んでいると、災害による倒壊などで暮らしは大きく変わってしまいます。
現在日本の新築建物は、定められた耐震基準をクリアしたモノです。
震度6強~7程度でも倒壊しない基準です。
しかし、1981年5月までに建てられた建物(旧耐震基準法)で施工された建物は大きな地震が起こると倒壊する恐れがあります。
特に京都は古い町並みが数多く1981年より以前の建物が多く残っております。
耐震が安全でない家に住み続ける方法とは
それは古民家など外観をできるだけ残しつつ耐震を上げるリノベーション工事です。
耐震工事にも種類があり、大きく3種類に分ける事ができます。
「外壁を撤去し外側から行う工事」・「外壁を撤去せず外側から行う工事」・「内壁を撤去し内側から行う工事」です。
詳しい内容はここでは省きますが、
それぞれ、工期や費用・正確性など種類によってさまざまです。
またお家によって、施工が難しい耐震工事もございます。
安全に住み続けていけるお家を考えることは、安心した暮らしを手に入れるだけではなく
街づくりを考える事になります。
1981年以前にお住まいの方は、ぜひ一度ご相談くださいませ(^^)